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zoom RSS 筋ちゃん奮闘記 その7 〜入院3日目「事件発生!」〜

<<   作成日時 : 2013/04/02 20:54   >>

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あ〜、旅に出たい。

ドイツの木組みの家を街歩きしたり、
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アウトバーンでヨーロッパを突っ走ったり、
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美味しい料理が食べたい!
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「また旅がしたい!」
この願望なくして子宮筋腫の手術に挑めなかったでしょう。
なにせ私は筋金入りの「チキン」ですから><。


本日7回目の筋ちゃん日記は、そんな弱虫な私が遭遇した
「事件」でございます。

2013年1月31日。術後の私は見えない敵と戦っていました。

「あぁぁぁ…痛ぃぃぃ…。気持ち悪ぃぃぃ…。」

ある程度覚悟はしていましたが、術後の苦痛は声も出ないほどでした。
痛み止めや吐き気止めを点滴しても、あまり効果なし。

ただ、耐えるしかない…。

座薬は「低血圧」では使用不可だそうで断念…。

術後の体はとても重く感じ、寝返りを打つのも一苦労。
体位を変えても痛いものは痛いんですが…。

鼻には酸素マスク、腕には点滴、足にはエコノミー症候群を防ぐ
マッサージ機、尿管にはカテーテルが装着され、
腹腔鏡手術で切った傷の一箇所から、子宮に溜まった液を出す
管が伸びでおり、ドラマで見る病人そのものでした。

1、2時間おきに看護師さんが病室に来て、体温を測ったり、
尿や子宮内の液をじょぼじょぼと処理していました。

「尿意はないのにオシッコって出るんだな〜。」
痛みや吐き気と戦っているわりには、正確な分析ができました(笑)。

そのうちに、なんと「ガス」が出てきました。
「えっ?もう?」
若干あっけに取られました。

「今起きていることは私事?」
苦痛とともに意識の混濁が酷く、一晩中金縛りに遭っている様でした。

「寝たいのに寝れない。起きたいのに起きれない。」
私の意識は夜が明けても変なゾーンに停滞中。



「さっちゃん、具合はどう?」
同じ階に入院している親戚のKおじさんが病室に来ました。

「寝たいのに寝れない…。起きたいのに起きれない…。」
意識障害の私を見て、Kおじさんは急いで医師や看護師を
呼びに行きました。

その後、数名の医師と多くの看護師が来ました。

看護師:「どうします?ここでやっちゃいます?」
医師:「やっちゃいましょうか。」

「いったい何を?」と思うや否や、

「痛いぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜!!!!!」

手術中に子宮に入れた袋を一気に取り出された激痛に、
叫ばずにはいられませんでした><



Kおじさんからの連絡を受けて、両親が病院に駆けつけました。

「さっちゃん、もう大丈夫だからね。」

母が手を握って話しかけているみだいたけど、
これは現実に起こっていること?

父やT伯母さん(Kおじさんの奥さん)もいるみたいだけど、
これは現実に起こっていること?

「ちょっと歩いてみようか。」
父が私を起こして、点滴台をつかませて廊下に出ました。

「私、歩いてるの…?」

金縛り状態で歩いている感じなので現実味なし。

病室に戻り、リクライニングで起き上がったベッドにもたれ掛かり、
無表情な顔でたまに白目をむいて、頭や手をフラフラさせる私。

「私、このまま障害者になっちゃうのかな…?」
意識障害が一向に治らず、焦りにも似た不安に襲われました。

「お・き・た・い・の・に、お・き・れ・な・い。」
「ね・た・い・の・に、ね・ら・れ・な・い。」

ロボットみたいにフラットな口調で、壊れたテープの如くつぶやく私に、

「起きられるから大丈夫!」
と、母が一生懸命励ますやりとりがずっと続きました。

主治医が病室に来て、検査の結果、異常が無いことを伝えました。

おそらく点滴の朦朧とさせる成分や、麻酔、過剰に摂取した痛み止めや
吐き気止めが原因の様でした。



お昼になり、入院以来はじめての食事が来ました。

「おかゆだよ。ほら口をあけて。」
目が開かない私の口に、母がさじを運びました。

「ほら食べれたじゃない。もうちょっと食べよう。」
私の口に、梅干やなめこなども入ってきました。



だんだん意識が戻ってきたのは午後3時頃。
看護師さんが清拭をして、病衣を着替えて、もう一度
歩いたあたりから少し目が開いてきました。

夜になって、症状は少し落ち着きましたが、母が付き添う
ことになりました。また、術後にある程度回復したら、
大部屋に移る予定でしたが、退院まで個室にいることにしました。



私のようなケースは稀らしいですが、1日ちょっとの「無間地獄」は
けっこうキツかったです><

「明けない夜はない」なんて言葉がありますが、この日ばかりは
「夜は明けない」と何度も思いました。

でも、医師、看護師、家族の支えで、無力な私はこの難局を
乗り切れました。友達からの励ましメールも心強かったです。

「人は一人では生きていけない」…大いに実感しました。

世界一周も同じでした。一人旅とは言え、多くの人たちの支えなしには、
達成できませんでした。

人を大切にすること。人に感謝すること。無間地獄が教えてくれた
教訓が心に響き渡りました。

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